身体拘束をしない そこからケアをはじめる(全4巻)

身体拘束廃止・ビデオシリーズ
身体拘束をしない そこからケアをはじめる(全4巻)

価格 (DVD)全4巻セット100,000円+税/各巻25,000円+税 2003年制作

監修:元上川病院総婦長・拘束廃止研究所所長 田中とも江

【制作意図】  
  介護保険制度の施工にともない身体拘束は禁止となりました。しかし、各都道府県の身体拘束実態調査によれば、介護保険通用施設の5割以上で、依然として何らかの身体拘束があることが明らかになっています。身体拘束を行う大きな理由に「安全の確保」が上げられていますが、果たして身体を拘束することで本当に安全の確保はできるのでしょうか?
 このビデオは、身体拘束をしなくても安全が確保され、利用者一人ひとりがその人らしく人間としての尊厳を失わずに、活き活きと暮らせるケアのあり方について、実際に身体拘束廃止に向けた取り組みを進めている全国の介護保険適用施設の事例を紹介する中で、視聴者が学び、考える実践的教材として製作されました。



第1巻 身体拘束はなぜいけないのか(23分)
    〜拘束禁止の理念と取り組みの進め方〜

 ○今でも行われている拘束
 ○身体拘束の禁止となる具体的行為
 ○拘束を容認する考えを生みだした歴史的背景と福岡宣言
 ○身体拘束廃止に向けて、まずなすべきこと
 ○質の高いケアをめざして、チャレンジしよう!!

第2巻 身体拘束がなくなる介護の方法と工夫(26分)
    〜組織的な取り組みと基本的ケアの徹底〜

 ○身体拘束を廃止している施設での点描
 ○身体拘束廃止に向けての組織的な取り組みの事例
 ○基本的ケアの徹底、その方法と工夫(起きる・食べる・排泄する・清潔にする・アクティビティの5つの基本的ケアに先駆的に取り組む施設の事例から)
 ○痴呆の人への接し方

第3巻 いきいきと暮らす介護の方法と工夫(26分)
    〜環境の整備とチームケアによる取り組み〜

 ○環境上の整備と工夫(・転倒・転落防止の工夫(ベッドの改善と工夫)・夜間のケアヘの配慮と工夫)
 ○座位姿勢の保持の工夫(・車いす長時間使用の弊害と危険・車いすから椅子への移乗の意味・体にあった車いすの工夫・足が床に着くための意味と工夫・職員一人一人がチームの一員として知恵を出し合い工夫を考える)
 ○身体拘束廃止を実現した施設の取り組みのドキュメント

第4巻 介護現場におけるリスクマネジメント(24分)
 ○骨折をさせないために身体拘束を希望する家族の苦渋の選択
 ○事故に備えた体制づくりの重要性
 ○ある転倒事故を教訓に、職員が一丸となって事故対応マニュアルを再検討するドキュメント
 ○転倒事故などの法的責任について(厚生労働省・身体拘束廃止委員会・高村浩弁護士の話)
 ○死亡事故のショックを乗り越えてよりよいケアをめざすある施設の挑戦(よりよいケアの構築をめざす施設の取り組み方から学ぶ)
販売価格 110,000円(本体100,000円、税10,000円)
全4巻セット
第1巻
第2巻
第3巻
第4巻
全4巻セット・各巻

全4巻セット・各巻
全4巻セット
第1巻
第2巻
第3巻
第4巻