ＤＶＤ 認知症予防シリーズ（全５巻）
価格（DVD）全５巻セット150,000円+税 各巻30,000円+税 2011年制作
監 修：三浦文夫（日本社会事業大学 名誉教授）
医療 監修：竹井 太（医療法人うむやすみゃあす ん 診療所 所長、沖縄県認知症サポート医）
【企画意図】
「認知症は予防できる」認知症に罹らないように、また認知症になってもその進行を遅らせることができる、最近の国際的な研究成果に基づいた映像教材です。
現在まで、認知症の治療薬は発見されてはいません。しかしながら、これまで開発されたさまざまな治療薬を駆使しながら、生活習慣を改善することによって、この認知症を克服し、尊厳ある人生を全うすることができる道筋を提示します。
認知症の介護については、幾多の先人によって、研究、開発されてきました。今、求められていることは「認知症を予防する」知恵です。この願いに応えるべく企画されました。
【対象】
認知症の予備軍である高齢者本人、その家族、介護職員、ヘルパー、学生を対象にしています。さらに、初期認知症患者本人の実践参加がその成果を左右することから、イギリスに於ける認知症患者指導映像教材手法に学び、患者本人にも理解できる映像・音声提起を工夫しています。
第１巻 認知症を知る 老いと認知症（30分）
【認知症予防へのアプローチ編】
人生回顧・暦年齢の平均寿命の伸長・人生設計の再編（健康・家族・夫婦・老化・介護・看護・老仕度）心の病気の増大・精神障害者、精神病患者を差別する社会・認知症は宿命的なものではない／重要な危険因子「老化」は謎のまま／老化現象とは・認知症に結びつく脳の老化・老化は慢性ストレスと深い関係／老化と係わるテロメアとは・限りあるテロメアと慢性ストレス・認知症予防のポイント―全身的なレベルで・人間社会・自然環境も重視、より人間関係を豊かに・実践主体本人の意志が要・脳だけが健康であることはない・個体の身体的、精神的総体的健康の維持,存続
第２巻 認知症を知る 脳の働きと認知症（33分）
【認知症予防を持続的な予防実践をするために必要な基礎知識編】
記憶を阻む認知症。脳の仕組みを知る・複雑怪奇な危険要因、脳の機能・ニューロンの森・情報伝達細胞／脳破壊分子・ベータアミロイド・現在と過去の壁が崩壊／老化すると脳に何が起きるのか・老人は思考能力が高いが、問題処理能力は低くなる、白川静・熊田千佳慕は。脳細胞の成長過程・アインシュタインの相対性理論は・脳の役割分担・予防を実践する能力・大脳皮質と海馬の役割は学習と記憶。大脳皮質は感情情報の集中センター/老化とともに衰える生理的反応／人間の知恵は生涯の経験を通して進化
第３巻 認知症予防「固定・連鎖因子」（32分）
〜老化・遺伝・女性・病気〜
【認知症危険因子と予防因子の総論】
固定因子・老化・遺伝・女性／連鎖因子・生活習慣病／生活因子・食習慣・運動・睡眠・ストレス・学習・活動／認知症に遺伝性がある・伝承＝発症ではない／隠されている事実もある／子どもたちや孫たちの幸せを願って、事実の確認／女性であることは変えられない・女性の脂肪体質・女性肥満の危険度が高い・女性の背負ってきた人類史的役割・女性高齢化社会／連鎖因子・肥満・高血圧・コレステロール・糖尿病・ホモシステイーン・メタボリックシンドロームとその対策／生活習慣の改善
第４巻 認知症予防「生活因子１」（45分）
〜食習慣〜
【認知症予防実践編� �
予防因子への道は開かれ始まっている・安易な道ではない／日本古来の食習慣から欧米流の食習慣に・地産地消から遠産遠消に・農薬漬けの農産物の不安・加工食品の氾濫−食品の安全性と危険性・工場制食品はインスリンだけを生成・余分な血糖は脂肪に転換、認知症に／食習慣の転換効果・抗酸化物質は認知機能を維持し高める／地中海料理の提唱／予防因子への道・食習慣の再構築／縄文人の考え方に学ぶ・地元で収穫したものを素材にする・料理したてのものを・自然なものを・いろいろなものを・旬のものを・少量食べる・ゆっくり食べる
第５巻 認知症予防「生活因子２」（38分）
〜ストレス・睡眠・運動・活動〜
【認知症予防実践編�◆�
危険因子・ストレスの危険率・感情が身体を左右する・自分の頭で考えて行動する・なるがままに任せる・心配しない・日々を大切に・行き続ける目的を・身体を動かす・睡眠の質を高める／危険因子・運動・身体を動かす・運動は生命維持の基本条件・生活習慣病を減らす・同化ホルモンを活性化・神経細胞を成熟させる／危険因子から予防因子へ・より多くの情報を集める／エピソード記憶・注意分割機能・思考訓練を・危険因子としての環境因子・新たな危険因子への挑戦・人類的課題の解決に向けて、認知症予防の実践を
