2015〜8年制作
原案監修:鈴木 みずえ(浜松医科大学 医学部 看護学科 教授)
学術協力:水野 裕(いまいせ心療センター 認知症疾患センター長)
吉村 浩美(聖隷三方原病院 総看護部長)
島橋 誠(日本看護協会看護研修学校 認定看護師教育課程 認知症看護学科 主任教員)
鈴木 智子(磐田市立統合病院 認知症看護認定看護師)
梅原 里美(高崎健康福祉大学看護実践開発センター 専任教員)
朴 信江(社会福祉法人 聖隷福祉事業団 高齢者公益事業部 次長)
汲田 千賀子(同朋大学 社会福祉学部 専任講師)
上野 桂子(一般社団法人 全国訪問看護事業協会 副会長)
石原 哲郎(清山会 みはるの杜診療所 院長)
水田 明子(浜松医科大学 医学部 看護学科 准教授)
撮影協力:浜松医科大学 医学部附属病院 看護部
社会福祉法人 聖隷福祉事業団 介護付有料老人ホーム 浜名湖エデンの園
社会福祉法人 聖隷福祉事業団 介護老人保健施設 三方原ベテルホーム
社会福祉法人 聖隷福祉事業団 訪問看護ステーション細江 三方原
このDVDは、認知高齢者の看護の実践でよく起こる事例を見て学び、事例の後のQuestionを考え、そして解説を見ることで、認知症高齢者の看護の考え方であるパーソン・センタード・ケアの視点を深めることができます。
【急性期病院編】
Vol.1 コミュニケーションはとれていますか?(48分)2015年
![](https://img20.shop-pro.jp/PA01248/115/etc/npk-01.jpg?cmsp_timestamp=20180601172745)
処置や検査を拒絶する。なぜ認知症高齢者はこのような行動をとるのでしょうか。認知症高齢者の視点に立ったケアを行うことで、防ぐことができるものもあります。この巻では、肺炎で入院した認知症高齢者の事例を通してパーソン・センタード・ケアの視点に基づいた認知症高齢者とのコミュニケーションについて学び、いかに適切なケアへとつなげていくかを考えていきます。
《Index》
●認知症とは(7:33)
●パーソン・センタード・ケアの考え方(9:30)
●リフレクション場面集はじめに(1:36)
CaseI 治療・処置の説明リフレクション場面(5:49)
パーソン・センタード・ケアの視点(2:51)
CaseII 気持ち・感情への配慮リフレクション場面(4:30)
パーソン・センタード・ケアの視点(2:31)
CaseIII 介助やリスクの説明リフレクション場面(4:33)
パーソン・センタード・ケアの視点(2:10)
CaseIV ニーズへの対応リフレクション場面(3:25)
パーソン・センタード・ケアの視点(1:36)
まとめ(1:47)
【急性期病院編】
Vol.2 看護の工夫をしていますか?(67分)2015年
![](https://img20.shop-pro.jp/PA01248/115/etc/npk-02.jpg?cmsp_timestamp=20180601172810)
治療していることを忘れてチューブを外してしまう。このようなことが急性期の看護を困難にさせています。しかし、認知症高齢者の視点に立って考えて看護を工夫することで、本人の苦痛を緩和し、このような困難な状況を予防することがきるものもあります。この巻では、大腿骨骨折の観血的整復固定術を受けた認知症高齢者の事例を通して、パーソン・センタード・ケアの視点に基づいた看護の工夫について学び、いかに適切なケアへとつなげていくかを考えていきます。また、せん妄と認知症についても解説します。
《Index》
●認知症とは(7:33)
●パーソン・センタード・ケアの考え方(9:30)
●リフレクション場面集はじめに 〜せん妄の理解〜(6:12)
CaseI 点滴に対する工夫リフレクション場面(8:14)
パーソン・センタード・ケアの視点(4:40)
CaseII 混乱・せん妄への対応1リフレクション場面(5:15)
パーソン・センタード・ケアの視点(5:36)
CaseIII 混乱・せん妄への対応2 〜リアリティオリエンテーション〜リフレクション場面(7:53)
パーソン・センタード・ケアの視点(3:04)
CaseIV ナースコールの工夫リフレクション場面(4:11)
パーソン・センタード・ケアの視点(2:57)
まとめ(1:26)
【急性期病院編】
Vol.3 意思決定の援助をしていますか?(65分)2015年
![](https://img20.shop-pro.jp/PA01248/115/etc/npk-03.jpg?cmsp_timestamp=20180601172838)
医療の場では自分自身が望む医療が受けられる、もしくは拒否する、つまり自分の意思で自分が望む医療を選択する「意思決定」が大切です。しかし認知症になると自分の意思を言語的に上手く表現できにくくなります。看護師は、認知症高齢者が望む医療を高齢者自身が理解し選択すること、「意思決定」ができるように支援することが望まれています。この巻では、認知症高齢者に起こりやすい課題として胃瘻造設の意思決定支援について、パーソン・センタード・ケアの視点に基づいて解説します。
《Index》
●認知症とは(7:33)
●パーソン・センタード・ケアの考え方(9:30)
●リフレクション場面集はじめに 〜意思決定の援助と経管栄養法〜(10:55)
CaseI 胃瘻増設の意思決定の援助1〜今、意思確認できますか?〜リフレクション場面(10:45)
パーソン・センタード・ケアの視点(3:54)
CaseII 胃瘻増設の意思決定の援助2〜誰の意思が大切ですか?〜リフレクション場面(12:44)
パーソン・センタード・ケアの視点(8:36)
まとめ(1:43)
【高齢者施設編】
Vol.1 適切な看護援助・生活援助ができていますか (62分)2016年
![](https://img20.shop-pro.jp/PA01248/115/etc/npk04.jpg?cmsp_timestamp=20180601172913)
高齢者施設では、認知症高齢者の転倒・転落事故などさまざまな困難な課題があります。この巻では、介護老人保健施設での「転倒・転落」や「介護・医療的ケアの拒否」について、パーソン・センタード・ケアに基づいた考え方や具体的方法を学び、認知症高齢者の視点へとつなげることで生活の質を高めるよりよいケアの実践を考えていきます。さらに従来のケアを本人の視点に転換することで、ケアの実践から得られる満足感も高めていきます。
《Index》
●認知症とは(8:12)
●パーソン・センタード・ケアの考え方(9:21)
●リフレクション場面集
はじめに〜高齢者施設とパーソン・センタード・モデル〜(5:52)
Case I 転倒・転落への対応 〜個人の背景に即したかかわり〜
リフレクション場面(11:36)
パーソン・センタード・ケアの視点(6:31)
Case II 入浴介助のかかわり
リフレクション場面(6:34)
パーソン・センタード・ケアの視点(3:37)
Case III 医療ケアのかかわり 〜リハビリテーション〜
リフレクション場面(5:50)
パーソン・センタード・ケアの視点(3:35)
まとめ(1:56)
【高齢者施設編】
Vol.2 本人の意思やニーズをケアに反映していますか(65分)2017年
![](https://img20.shop-pro.jp/PA01248/115/etc/npk05.jpg?cmsp_timestamp=20180601172934)
高齢者施設は、高齢者の生活の場となるため、本人の生き方や価値観を尊重し、ケアを提供することが大切です。この巻では、特別養護老人ホームでの認知症高齢者の「看護や介護への意思やニーズ」、また「看取り」について、パーソン・センタード・ケアに基づいた考え方を学び、認知症高齢者の視点やニーズに沿ったよりよいケアの実践を考えていきます。
《Index》
●認知症とは(8:12)
●パーソン・センタード・ケアの考え方(9:21)
●リフレクション場面集
はじめに〜高齢者施設での意思確認〜(7:41)
Case I 不安への対応
リフレクション場面(6:29)
パーソン・センタード・ケアの視点(3:18)
Case II ニーズに沿った介護
リフレクション場面(8:10)
パーソン・センタード・ケアの視点(3:019)
Case III ニーズの把握とかかわり
リフレクション場面 3:37
パーソン・センタード・ケアの視点 2:35
Case IV 本人の意思と家族の思い
リフレクション場面 7:17
パーソン・センタード・ケアの視点 4:05
まとめ
【訪問看護編】
Vol.1 本人と家族の支援ができていますか(65分)2018年
![](https://img20.shop-pro.jp/PA01248/115/etc/npk06.jpg?cmsp_timestamp=20180601172953)
認知症高齢者の在宅での療養では、認知症の症状から、「薬の飲み忘れ」、「歩き回る行動」など、さまざまな問題が生じています。この巻では、在宅での認知症高齢者に生じやすい「服薬拒否」、「症状への不安」などへのかかわり方、また介護する家族への対応について、パーソン・センタード・ケアに基づいた考え方を学び、認知症高齢者の視点やニーズに沿ったよりよいケアの実践を考えていきます。
《Index》
●認知症とは(8:51)
●訪問看護におけるパーソン・センタード・ケアの考え方(10:32)
●リフレクション場面集
はじめに〜認知症の訪問看護〜
Case I 服薬の拒否
パーソン・センタード・ケアの視点
Case II 不安への対応
パーソン・センタード・ケアの視点
Case III 行動の原因の把握と対応
パーソン・センタード・ケアの視点