医療ニーズの高い在宅療養者の生活を支援する！
訪問看護技術シリーズ�供／郵�呼吸器装着者の在宅ケア
�癸� 在宅療養者のQOLの維持と向上のために
−訪問看護と療養通所介護の役割−
価格（DVD）25,000円＋税 2009年制作
監修：川村 佐和子（日本訪問看護振興財団・聖隷クリストファー大学
指導：佐藤 美穂子（日本訪問看護振興財団）
小倉 朗子（東京都神経科学総合研究所）
中山 優季（東京都神経科学総合研究所）
長沢 つるよ（東京都神経科学総合研究所）
当間 麻子（療養通所介護推進ネットワーク）
宮崎 雅子（療養通所介護 まごころ）
【制作意図】
医療施策によって、複雑で重度な障害を持ちつつ、自立して在宅生活する障がい者の支援が行われています。対象となっている療養者には、人工呼吸器を装着し常時医療処置を必要とする療養者がいます。この人々が生活の質を向上させ、安心して安全に生活できるためには、看護や介護の多面的かつ効果的な支援、及び連携が必要とされています。
一方、介護保険制度の改訂により、医療ニーズと介護ニーズを併せ持つ在宅の中重度者を対象に、「療養通所介護」の制度が創設されました。定期的な外出による生活範囲の拡大や社会との交流、看護師による呼吸リハビリテーションなどの個別ケアの充実により、病状の安定、社会的入院の回避、介護者のレスパイトなど、大きな成果が認められています。
この作品では、人工呼吸器を装着して生活している、二人の療養生活の場面を通して、専門性の高い訪問看護の実際及び訪問看護と療養通所介護を併用することにより、より充実したQOLの維持と向上が可能となる様子を描き、医療ニーズの高い在宅療養者の、これからの支援の在り方を考えます。
【対象】
医師、看護師、保健師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護職、その他の医療・保健・福祉関係者、在宅療養者、家族、看護学生
�機ツ�居幸司さん（57歳）
外出や旅行が大好きなALSの町居辛治さんは人工呼吸器を装着し、訪問着護や介護、訪問入浴などのチームケアによるサービスを利用して、在宅療養生活を続けています。訪問着護時の呼吸ケアプログラムにより、生活の質を向上させ安心して安全な療養生活が出来るための看護や介護の多面的な支援、及び連携について考えます。
外出や旅行が大好きなALSの町居辛治さんは人工呼吸器を装着し、訪問着護や介護、訪問入浴などのチームケアによるサービスを利用して、在宅療養生活を続けています。訪問着護時の呼吸ケアプログラムにより、生活の質を向上させ安心して安全な療養生活が出来るための看護や介護の多面的な支援、及び連携について考えます。
【主な内容】
1）町居幸治さんの在宅療養生活
�仝什澆泙任侶于�
�▲吋▲繊璽爐肇吋�体制
��チームの役割と看護目標
2）訪問看護時の呼吸ケアプログラム
�．▲札好瓮鵐�
��気道浄化のための看護
��人工呼吸器の安全管理
3）呼吸リハビリテーションを含む気道浄化看護
○温罨法による胸・背部のリラクゼーション
○肋間筋・体幹筋のストレッチ
○呼気介助
○体位変換
4）気道浄化のための看護の効果
5）人工呼吸器の安全管理と緊急時の対応
6）ケアチームの中での看護と介護の連携
�供ケ彩邱鍵譴気鵝�22歳）
乳児脊髄性筋萎縮症の浦野晃一さんは人工呼吸器を装着していても、意思伝達装置を使って、漫才をしたいと言う夢を持ちながら、訪問着護と療養通所介護を併用しています。
手厚い医療が必要で、一般の適所介護ではサービスを行う事が難しい利用者を、日中の一定時間受け入れることが可能な療養適所介護を活用する浦野さんの場合を通して、そのケアの様子と成果を考えます。
【主な内容】
1）浦野晃一さんの日常生活と希望
2）訪問看護と母の要望
3）看護目標と看護計画
4）療養適所介護の一日
・朝の出迎えと療養適所介護へ移動
・バイタルサイン
・排痰介助と吸引
・簡易浴槽での入浴（人工呼吸器装着）
・ドライアイの予防（点眼薬・眼軟膏）
・おやつの味を楽しむ
・胃ろうからの水分摂取と食事
・口腔ケア
・ネブライザーの使用と吸引
・体位変換とマッサージ
5）浦野晃一さんの一週間
6）療養適所介護の利用による効果
