て・あーてと福祉用具を活用したある地方病院の取り組み(全3巻)

看護師不足・職員の高齢化に悩む全国の病院へ向けたメッセージ
て・あーてと福祉用具を活用したある地方病院の取り組み(全3巻)

 監修:川嶋 みどり(健和会臨床看護学研究所 所長/日本赤十字看護大学 名誉教授)
    窪田 静(愛媛県立医療技術大学 保健科学部看護学科 准教授
         健和会補助器具センター 前所長)
 協力:医療法人朝陽会 美須賀病院
 対象:看護大学、短大、専門学校、病院内研修、看護師、作業療法士、
    理学療法士、その他

価格(DVD)全3巻セット50,000円+税/第1巻15,000円+税/第2巻18,000円+税/第3巻18,000円+税 2017年制作

《監修者より》
健和会臨床看護学研究所所長 日本赤十字看護大学名誉教授 川嶋 みどり
このビデオは、実践編としての優れた内容を持っていると同時に、私は多くの看護管理者の方達に是非見て欲しい。現場の中、今看護師たちが人手不足とか機械化とか高齢化とかどこでも言われているんですけども、そういった中で疲労困憊している看護集団を抱えて苦労している方達がこの姿を見て、何かを感じて欲しい。何かを感じて現場で実行してくれたら、日本全国の病院が良くなるんじゃないかなと思います。(DVDの中より抜粋)


愛媛県立医療技術大学准教授 健和会補助器具センター前所長 窪田 静
寝たきり大国、二次障害大国であり続ける日本は、先進国唯一の福祉用具嫌いの国でもあります。福祉用具が患者から看護師の手を遠ざけるものではなく、より近くするものであること、看護を取り戻すのに不可欠であることを見事に証明してくれた実践です。

【はじめに】
看護本来の姿は、患者の自然な回復過程を整え、苦痛の緩和を図ることです。このDVDでは、て・あーての技術や福祉用具を使い、患者さんのために何かをしたいと看護本来の姿を求め、ケアを行う姿が描かれています。
愛媛県今治市にある美須賀病院では、看護師不足や職員の高齢化といった課題を抱えていました。しかし、て・あーての技術や福祉用具を活用したケアを取り入れることにより、解決の糸口を見いだしています。
本DVDは、看護の原点を見直し、病院が患者さんにとっても働く職員にとっても良い環境となることを願い作成いたしました。

第1巻 患者の治る力を引き出す 〜て・あーてを実践する〜(19分)

愛媛県今治市にある美須賀病院では、今、臨床現場に川嶋みどり先生がすすめる「て・あーて」を導入しています。
すると、症状が改善する人が出たり、コミュニケーションをとるのが難しかった人がとるようになるなどいろいろな効果があらわれ、患者さんの生きる力を引き出すことができました。スタッフは今、患者中心の手を使ったケアを大切にしようと日々のケアに取り組んでいます。


第2巻 福祉用具を活用し仲間が辞めない職場づくり 〜ある地方病院の取り組み〜(46分)

かつて美須賀病院は、地方の病院に新卒の看護師が来ないことや職員の高齢化により看護師不足に悩んでいました。そして、そのことが患者さんにも職員にも負担となっていました。しかし、臨床現場に福祉用具を導入することにより、力仕事から職員は開放されることで介護負担が減り、今まで、力任せの看護を請けていた患者さんは体のこわばりが緩み、症状の改善が見られるようになりました。今、この病院では、“腰痛を理由に退職する仲間を作らない、75歳まで元気で働こう”を目標に頑張っています。


第3巻 患者の生きる力を引き出す 〜て・あーて、福祉用具を活用した実践例〜(45分)

「て・あーて」の技術や福祉用具を導入することにより、患者さんの“生きる力”を引き出します。ここでは、窪田先生のコメントとともに美須賀病院の実例を見ていきます。
<登場する実例>
・脳出血で体を動かせなかった人が歩くことから生きる意欲を感じて
・オイルマッサージで浮腫が軽減・背面開放座位保持具で意識の改善
・体の拘縮のある人がリフトを使うことで拘縮がとれる
・リフト歩行
・病院で福祉用具活用の有効性を学び在宅生活へ
販売価格 55,000円(本体50,000円、税5,000円)
全3巻セット
第1巻
第2巻
第3巻
全3巻セット・各巻

全3巻セット・各巻
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第3巻