アタッチメント(愛着) の理解と虐待による歪みへの支援（全２巻）
　監修： 青木 豊（目白大学 人間学部 子ども学科 教授／あおきメンタルクリニック 代表）
価格（DVD）全２巻ｾｯﾄ80,000＋税／各巻40,000円＋税　2019年12月制作

アタッチメントの訳語として「愛着」という言葉も社会に広まっていますが、「愛着がわく」「何々に愛着がある」などと言う場合の「愛着」と、アタッチメントとは意味が異なります。このシリーズでは、最近注目されている愛着障害や愛着の歪みがどのようにして起こるのか、愛着の歪みを持つ子供と養育者に対して、どのような支援が可能なのかを解説します。

第１巻 形成と型分類（25分）



この巻では、生物としての人間が持っている複数の行動制御システムの1つであるアタッチメントの定義、養育者を自分にとって安全や安心感を得られる活動の拠点とする「安全基地」の概念、ストレンジ・シチュエーション法(SSP)によるアタッチメントの型分類、アタッチメントを形成する要素、アタッチメントの型から予想できる将来像などについて、実際にアタッチメントの歪みを持つ子の再現映像やイラストとアニメーションを使って分かり易く解説します。

第２巻 治療と支援（32分）



この巻では、アタッチメントの型とアタッチメントの障害の関係、安全基地の歪み障害、子どもの側からの虐待状況、アタッチメントに問題を持った子どもの治療を行うにあたって必要となるアタッチメント関係、アタッチメント関係に問題を持った乳幼児−養育者への支援例、具体的な支援プログラムとして、相互交渉ガイダンス(IG)や養育者へのカウンセリングなどについて、実写、イラストやアニメーションなどを使って分かりやすく解説し，虐待による愛着の歪みに対する支援について解説します。